グッド・ライフのために:歯に、本当に求めるものは?

 
 

 100歳以上の人口が、昭和62年(1987年)には、2271人でしたが、平成29年(21017年)には、65692人に増えています(厚生労働省のデータ)。今後、この数は増加の一途を辿る予想です。

 100歳まで生きる(生きてしまう)時代です。食べるという大切な機能を担当する歯を生涯使用できるようにしなければいけません。その目的のためには、合目的的なケアが必要となります。果たして、合目的的なケアが出来ているのか自問されるのも有意義なことと思います。

 次のような行為は、生涯自分の歯を使うという視点に立つと、破壊的な行為です。
硬い歯ブラシで、1日に何度も歯を磨く。固いものが好きで、毎日食べ続ける。健康によいからと、スポーツドリンクなどといった砂糖の含有された飲料を飲む習慣になっている。きれいな歯でなければいけないという理由で、前歯を人工物にしてしまう 。いつも、気合を入れるために噛み締める習慣になっている。困らないからと言う理由で、合わなくなった入れ歯を使用し続ける。・・・・

 年会費制の「ペリオ・クリーニング」を35年継続して、多くの患者さんを数十年に亘り観察させていただいた結果から言えることは、虫歯治療は受けた歯からダメになってきます。今流行の顕微鏡治療などを受けて、歯の根が薄くなっていると、長い年月に歯の根にヒビが入り、抜歯という運命に辿る可能性が非常に高くなります。どんなに科学が進んでも、自分の歯を最大限に残す治療が無難です。歯周ポケットの深さが2mm以内で管理でき、歯を支えている歯槽骨が減らなければ、いつまでも歯を失うことはありません。

 最近では、定期的に歯科医院に通い、クリーニングを受けていると言う患者さんが増えていますが、その際に、歯科衛生士さんだけでなく、歯科医に診察してもらうようにしてください。本人は自覚がなくても、トラブルの兆しが出てくるはずです。顎の動きや最大開口量の変化は、顎関節症を予防する上でとても大切なことです。

 100歳まで自分の歯を残す(使える)ようにするためには、虫歯・歯周病・顎関節症という三大疾患をシッカリ管理することです。目的がぶれない治療と管理が必要です。 (齋藤博) 

  このページは、「次世代の顎関節症治療を考える会」というホームページに属しています。
この会は、上下の歯を当てている癖(TCH)が、顎関節症の原因になるばかりではなく、歯の寿命を短かくする事実を、より多くの人に知っていただき、「100歳まで自分の歯を残す」ことを現実にしする啓蒙活動を行っています。参考になりますから、ぜひともご覧下さい。「次世代の顎関節症治療を考える会」へ 

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この会は、木野孔司准教授をリーダーとした東京医科歯科大学の顎関節治療部で研究・研修した歯科医師有志と齋藤博(サイトウ歯科)によって、TCHを社会に広める目的で、2010年に設立されました。過去6年の社会活動で、TCHが社会的に認知されるようになりました。木野先生が東京医科歯科大学を定年退職されたため、事務局の齋藤博(サイトウ歯科)が、この会を引き継ぎ、TCHを社会に広める活動を展開してゆきます。